- 継手に使われる大工道具
継手や仕口の加工に関わる鋸・鑿・鉋・墨壺・曲尺の役割と、辞典や解説で確かめられる名前や歴史を紹介する。使い方や刻み方は扱わない。
- 寸法を変えると成り立たなくなる所
継手 Web で寸法を動かすと「成り立たない」と判定される所を手がかりに、蟻の首と頭、栓と目違い、顎、穴の脇の肉という、形の要を整理する。判定は3Dの形の検査であり、実物の強度ではない。
- 継手が緩む・割れる原因
継手の強度試験の報告から、せん断・めり込み・栓の破壊・割裂・曲げ破断という壊れ方の型を整理し、継手の形や寸法によって出やすい壊れ方が変わることを示す。
- 古い建物で継手を見る
継手や仕口は組むと材の内部で噛み合い、外から見えないことが多い。骨組みが見える場所や機会を、民家園・修理現場公開・大工道具の資料館などの公式情報で確かめられた範囲で整理する。
- 木の乾燥・収縮と継手
木材は含水率が下がると方向によって異なる量だけ縮み、割れや狂いを生じる。その仕組みと、継手・仕口の緩みや割れとの関係、緩みを抑える工夫を資料で確かめられた範囲で整理する。
- 継手の名前の由来
蟻・鎌・腰掛け・腮・目違い・車知・台持ち・追掛け・金輪といった継手や仕口の名前が、形や部位、付属物、使う場所のどれを指すかを辞典と解説で整理する。由来が確かめられない名前はそのように記す。
- 栓・楔・車知
釘や金物を使わず、木の栓・楔・車知で継手や仕口を止めるやり方を整理する。栓は抜けを止め、楔は差し込んで固定し、車知は斜めに打って材を引き寄せる。
- 蟻と鎌
首の細い突起を相手の穴にはめて引っ張りに抵抗する蟻と鎌について、形と強さの違い、使われる場所、腰掛けを付ける理由、名前を資料に基づいて整理する。
- 金輪継ぎと追掛け大栓継ぎ
形のよく似た二つの継手について、目違いと組み方、栓の数と打つ向き、使われる場所、試験で得られた強さの違いを資料に基づいて整理する。
- 継手と仕口の違い
同じ向きの材を継ぐ継手と、向きの違う材を組む仕口。それぞれが骨組みのどこに使われ、どう使い分けられているかを資料に基づいて整理する。